HSPは保育士に向いているのか。続けていけるのか【実体験から】

・自分はHSPだから保育士に向いていない

・HSPだから保育士は働きずらい

・これから働き続けられるか不安。働けるのかが不安。

そんな悩みを抱えていませんか。

この記事を読むと、HSPがだから保育士に向いていない理由や、どのように働いていけばよいのかを解説します。

ぜひ最後まで読んでください。

目次

HSPは保育士に向いているのか これから続けていけるのか。続けられます。

結果。HSPは保育士に向いています。なぜなら、わたしがそうです。HSPを生かして保育生活を送っているからです。

子どもの変化をすぐに察知できる。【具体例】

まずHSPについて簡単に説明しますね。

HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)とは、生まれつき感受性が強くて敏感な気質を持った人を表します。

良い意味で繊細な人を表します。

HSPを提唱したアメリカの心理学者アーロン氏によると、特徴は以下の4つです。

D:情報を深く考えて処理する(Depth of processing)
O:過剰に刺激を受けやすい(being easily Overstimulated)
E:感情の反応が全体的に強く、共感力が特に高い(being both Emotionally reactive generally and having high Empathy in particular)
S:わずかな刺激にも気づく(being aware of Subtle Stimuli)

たとえば、人一倍疲れやすかったり、近くで誰かが怒られているとまるで自分が怒られているようにつらくなった

り。また、美術や音楽に深く心が動かされやすかったり、人の気持ちを理解できる素敵な面もあります。

園での生活で子どもたちは、年中さん、年長さんになって言語量が多くなってコミュニケーション能力が身について

きます。しかし、コミュニケーション能力が高くなったからと言ってもお友だちや、先生、親に自分の言いたいこと

を表現することは難しいです。そんな子ども達は、自分の言葉が相手に伝わらなかったりすると、イライラしたり泣

いたりしてしまいます。そんな子どもたちの言いたいことを先に察知してあげることが出来るとコミュニケーション

がうまくいき、より子どもと先生との信頼関係が生まれます。

子ども目線で、子どもの気持ちを察知できる保育士が向いていますよ。

保護者との信頼関係が良くなる【具体例】

保育での日常生活において、子どもの気持ちを察することが出来ると、より子どもの気持ちが理解でき、保護者に伝

えることで信頼関係が得られますよ。

最近は、共働き夫婦が多くなってきていて、子どもと一緒に過ごす時間が少なくなっています。わたしも共働き夫婦

ですが、そんな家庭環境において、保育士が子どもと保護者の間に上手く入ってあげることで家庭でのコミュニケー

ションをより充実させることができます。 

想像力豊かでいろいろなアイディアがでる。【具体例】

子どもの作品展のイベント内容を作成するとき、子どもたちの意見を取り入れながら作品展に向けた表題や作品を決

めていかなければいけません。

そんな時に、普段の子どもたちとの関わり方で、どんなものに興味を持っているのかを察知することが出来ると思い

ます。

どんな作品にすれば子どもたちは喜んでもらえるか。子ども達の作品が保護者に最大限伝えられるかを考えられると

思います。

作品展当日に、先生のクラスの作品展よかったよ。と言ってもらえたときは、やっててよかったなと思いました。

HSP保育士にとって向いている環境とは。

職員同士でコミュニケーションがとれる職場

実際に働き始めた時は、一つ一つきっちりやらなくちゃと不安がいっぱいで、メンタルがどうしようもない時があり

ました。そんな時に、上司が話を聞いてくれてました。わたしの全部やらなければならないと不安な性格を理解して

くれて、力を入れる所と抜く所のメリハリを教えていただきました。発表会やイベントなどの担当を決める時にも、

先生同士だって得意・不得意があるのだからと私の性格を考慮して担当を決めて頂きました。当時、私の性格上、人

前に出て子どもたちに指示することよりも、周りのサポートをきっちり行うことが向いていたことを理解していただ

いた上司には感謝しています。

今となっては、人前に出て話すことは慣れましたが当時の自分にとっては、マルチタスクで仕事が増えてしまった自

分にとってはパニック状態になっていたかもしれません。

そんなHSP保育士にとって職員同士でコミュニケーションが取りやすい環境で働くことで、最大限自分の良さが発揮

できると思います。

出来ない事があると強い罪悪感がででしまう自分にとってはとても良い環境でした。

・一人担任で周りのクラスとの関わりがない

・上司・園長先生が話を聞いてくれない

・職場環境が忙しすぎて職員同士の会話がない

・疲れてしまう。

そんな場合には、職場環境をかえることも考えた方が良いと思います。

たとえいくら給料が良い職場でも職場環境が悪ければ長く働き続けることは難しいと思いますよ。

HSP保育士にとって職場環境が一番、子どもたちにとって最大限の力が発揮できると思います。



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